フェアトレード
は労働者の賃金を引き上げて生活の質を向上させ、生活賃金に近づけるためにパタゴニアが導入した最初のツールです。
それはフェアトレード製品1点ごとに労働者にプレミアム(賞与)を支払うことにより、パタゴニアの衣類を製造する工場で働く7,000人以上がこのプログラムから恩恵を得ることができます。
また、そのプレミアムを無料のチャイルドケアを提供する託児所や健康/衛生プログラムに使用する工場もあります。
用は 『 ”いい製品”には”いい報酬”を 』 ということです。
製品の価格を抑えるために、過酷な環境の中での労働を余儀なくされる発展途上国の人々がいます。
グローバル展開する欧米や日本の大手衣料品業者が、劣悪な労働環境や安価な労働力に依存して利益を上げている状況が浮き彫りとなった2013年のバングラディッシュの縫製工場倒壊のニュース。
8階建ての「ラナ・プラザ」が崩壊した大事故で、死者1,127人、負傷者2,500人以上の大惨事になった。事故前日、ビルに亀裂が発見され、ビルの使用を中止するように警告がされていたが、それはビルのオーナーらに無視されました。その後、ビル所有者、工場経営者などは逮捕されています。
パタゴニアには1000種類以上の商品がありますが、2014年の開始から年々対象となる製品を増やし2017年には300を超える製品が対象となります。
私たちがパタゴニア製品のようなフェアトレード製品を購入し、使用することにより、世界中の不当な労働が減り、フェアな労働環境の中で生活を送ることができる人々が増加します。
パタゴニア製品を愛用している以上、フェアトレードという言葉は知っておきたいですね。