オーガニックコットンは知ってるけどレスポンシビリティって何?

今、街ではまさにアウトドアアパレルが大流行!!

アウトドアブランドのロゴを身にまとうことがある種のステータスになっています。

その中でもパタゴニアのロゴTシャツはこの夏、爆発的に売れています。

入荷してもメインサイズはすぐに完売してしまい、かなりの競争率で非常に手に入りにくい状態です。

 

 

そのパタゴニアのTシャツにはモデルによって商品名にはあまり使われない聞きなれない言葉が含まれている事をご存知ですか?

例えば

オーガニックコットンT

こちらは最近ではかなり認知されてきていますが

レスポンシビリティー

は聞きなれないキーワードですね。

パタゴニアはモデル名にわざわざこのキーワードを入れています。

ちょっとこの2つのキーワードを簡単に説明させていただきます。

 

 

 

オーガニックコットン

 

オーガニックコットンとは、基準に従って一定年数以上のオーガニック農産物の生産のを経て、認証機関に認められた農地で厳しい基準をクリアして生産されたコットンのことです。
『農薬を使用していないコットン』がオーガニックコットンだと認知されていることがはほどんどだと思いますが、その他にも『安全な労働環境』『児童労働』など社会的は規則を守って適正な労働により製造したものに限られます。
製品としては農薬を使用して製造されたコットンに化学薬品が残留していることはほとんどなく、製品をして区別することは困難です。
ただ、農薬を使用した農地は微生物が減少し、地下水が汚染され、繰り返しの栽培が困難となり、その土壌は農地として使用できなくなります。発展途上国による農業は極めて重要で、格安のコットンを大量に収穫するための農薬の使用により、農地が枯渇し、農民の生活が犠牲になってる現状があります。
長くオーガニックコットンを使用してきたパタゴニアですが、近年では多くのブランドがオーガニックコットンの使用に名乗りをあげ、浸透してきましたがまだまだ地球上の全農薬の6.8%がコットンに使用されています。

 

 

 

 

 

 

レスポンシビリティー

 

こちらは聞きなれない言葉ですがレスポンシビリティーには『責任・責務』という意味があり、一見、Tシャツとは無縁の言葉のようですがパタゴニアは製品造りを介して社会の責務を果たしています。
レスポンシビリティーのTシャツの素材はリサイクル・コットン50%/消費者から回収されたリサイクル・ポリエステル50%で製造されており、さらにフェアトレード・サーティファイド(適正労働基準)認定のの工場でフェアな労働条件の中で縫製が行われており、まさに社会の責務を果たしているTシャツとなっています。膨れ上がるファストファッションはほどほどに、これらのフェアトレード製品が1人でも多くの人々の手に渡ることが尖悪な労働環境の中で働く人々の助けになるかもしれませんね。

 

 

パタゴニアのフェアトレードについては以前にも詳しく書かせていただいたので

こちらもチェックしてみてください。

『最初の一歩』パタゴニアのフェアトレード製品